3月1日は観梅。「鈴鹿の森庭園」を訪れる。快晴の休日、予想通り大変な人出で、近鉄四日市往復の臨時バスに乗車するには往路も帰路も苦労したけれど、すばらしかった。あれほど多くの壮麗なしだれ梅はこれまで知らなかったし、これからも出逢うことはないだろう。私たちには今生の思い出の梅見という気がした。
四日市に帰って、喫茶・夕食・ショッピングのあと、夜の部の映画『木挽町の仇討ち』をみる。武家の建前の窮屈な法度を芝居小屋に漂着する心優しい人びとがみごとに無化してしまうからくり。永井紗耶子の小説にエピソード加えてエンタメ性を高めているが、人びとの体験の過酷さと人情の温かさは原作に及ばない。ともあれ、何枚もの梅の写真を。













