1月の講演(2023年1月18日)

 厳冬の1月、久しぶりに講演が重なり、8日には四日市で「映画で男女共生社会をみる、その①」として、『家族を想うとき』『夜明けまでバス停で』『ノーマ・レイ』『スタンド・アップ』『ファクトリー・ウーマン』などを題材に女性と労働のかかわりについて語った。22日には「その②」女性と家族・家庭問題を論じる予定が控えている。15日には京都で「労働組合運動の現状と課題」について。90名ほどの方々に1時間半ほど、関西生コン労働組合の弾圧の要点を皮切りに、現代日本の労働組合運動の思想と営みへの徹底的な批判を展開した。久しぶりのなじみのテーマでの語りであり、こんな機会はもうないのではないかという思いもあって、いつもより「熱く」なった。好評であった。はじめの写真は、参加者のFBから頂いたもので、ちょっとピントは甘いけれど、めったに得られない臨場感ある映像、「怒れる老人」である。帰途の高速バスでは、この年齢ではもう体力的に限界だという思いと、まだしばらくはやれるかもという思いとに、こもごもにとらわれた。

京都キャンパス・プラザでの講演「労働運動の現状と課題」
その後の懇親会。主催者と希望者との歓談