このホームページは、私のこれまでの労働研究、日々の生活体験、読書と文化の享受などにもとづく知見、感動、憤りなどを、さまざまのかたちで表現しています。まぁ個人編集の総合雑誌みたいなもの。もう引退期を迎えた私のささやかな「アーカイブス」でもあります。タイトル「夢もなく怖れもなく」は、ルネッサンス期イタリアのマントヴァ侯夫人、政治家であり文化人でもあったイザベッラ・デストが書斎の入り口にかかげていた言葉です。
 これまでのHPの内容は、簡単なプロフィールのほか、5分野にわかれていましたが、このたび、その内容を、一部を残して次のように整理することにしました。なお、HP更新の情報と、近日の刊行、講演・集会・シンポジウムなどのご案内やお誘いと、折々のスナップ写真などは、今までどうりFBに投稿いたします。FBリンク
 以下、再編HPの内容と、各内容の目次は次の通りです。ワンクリックですぐにお読み頂けます



(1)折々のエッセイ

 大まかにテーマを、おおまかに、(1)労働・社会・生活の諸問題にふれた評論/(2)身辺雑記と回想/(3)読書と映画の楽しみ/(4)私の労働研究史(これまでの著作の簡単な紹介と当時の背景)にわけて、折々のエッセイを不定期に綴ります。


 目次
 1.状況への発言
 ・オリンピック雑感(2024年8月15日)
 ・四日市市民シンポジウム 私なりの報告(2024年7月21日)
 ・憲法を空洞化させる日常の「界隈」(2024年5月18日)
 ・プーチ・ダモイ!(2024年4月13日)
 ・春闘はどこへいったのか? 非正規春闘に注目せよ(2024年4月20日)
 ・民間委託の水道検針業務における労働協約拡張(2024年1月15日)
 ・学校と教師――問題領域間の関連について(2023年10月23日)
 ・最低賃金と貧困(2023年7月24日)
 ・戦争の危機――問われるべき国民意識 (2023年6月16日)
 ・2023年春闘に思うこと(2023年3月16日)
 ・NHKのすぐれたドキュメント(2023年3月2日)
 ・イギリスの公務員50万人のストライキ(2023年2月4日)


 2.身辺雑記と回想
 ・この頃のこと(2024年8月10日)
 ・2024年夏、私たちの外出(2024年7月6日)
 ・さくら花幾春かけて老いゆかん・・・(2024年4月)
 ・春立つ日の結婚記念日に (2024年3月25日)
 ・賀状にかえて 2024年、明けましておめでとうございます
 ・2023年冬の断想(2023年11月28日)
 ・誕生日によせて(2023年9月21日)
 ・最終校正を終えてAfter Last Work(ALW)以降の生活
  (20323年8月18日)

 ・身辺雑記―2023年の梅雨空(2023年6月24日)
 ・23年春のある日(2023年4月24日)
 ・春の訪れ(2023年3月16日)
 ・散歩道で(2023年2月22日)
 ・追悼・宮里邦雄先生(2023年2月8日)
 ・1月の講演(2023年1月18日)
 ・今年の年賀状(2023年1月1日)
 

 3.読書と映画
  ・最近のスクリーンから―『罪深き少年たち』/『MISSINNG』 /『あんのこと』
               (2024年6月29日)

 ・島原の乱をめぐる断想(2024年6月12日)
 ・2023年のマイベスト 映画と読書(2023年12月21日)
 ・『福田村事件』の達成 (2023年10月2日)
 ・『あしたの少女』の勇気とまっとうさ (2023年8月27日)
 ・アメリカ映画「恋愛もの」の双璧――「思いやりの再会」というエンディング
  (2023年7月8日)
 ・こんな映画、文句なしにおもしろい!(2023年5月21日)
 ・社会科学の三冊(2023年5月1日)
 ・2023年1月の映画、中島みゆき賛歌(2023年1月25日)


 4.労働研究の回顧
 ・その1 労働研究は<個人の受難>の凝視にはじまる(2023年3月25日)
 ・その2 強制された自発性(2023年4月25日)
 ・その3 分業の構造と受容(2023年5月2日)
 ・その4 被差別者の自由 (2023年5月12日)
 ・その5 民主主義工場の門前で立ちすくむ (2023年8月10日)
 ・その6 ノンエリートの自立(2023年9月12日)
 ・その7 労働組合の性格把握(1)――企業の「支払能力」への外在と内在
    (2023年11月2日)

 ・その8 労働組合の性格把握(2)
      ――労働のありかたをめぐる「蚕食」と「取引」(2024年1月24日)
 ・その9 <社会>としての労働組合(2024年6月3日)
 ・その10 日本の労働者像を求めて(1)
       日本プロレタリアの形成ル-トと研究の課題  
 ・その11 日本の労働者像を求めて(2) ヤヌスの天皇制と労働者の誘導
 ・その12 日本の労働者像を求めて(3) 日本唯一の労働社会・企業社会への道
 ・その13 日本の労働者像をもとめて(4)戦後民主主義と労働者思想の転轍

   


(2)近年の講演など口頭発言の動画

動画一覧はこちら

* いまの労働組合は労働者の切実なニーズに応えているか?
    思想・行動・主体構築の課題(明治大学 2023年12月8日)

*「日本で働くことの不幸せ―労働者のさまざまな受難と労働組合」
   (2023年6月3日)


*講演「存亡の危機に立つ労働組合運動」(2021年2月14日)

*ミニ講演 なぜ若者は過労自殺するのか?

*権力はなぜ建設運輸連帯労組関生支部を弾圧するのか(講演:2019年5月10日)

*いま労働運動史を学ぶ意義(大阪労働学校アソシエ・シンポ:2017年8月26日)

*トランプ時代の『トランボ』観賞』(アジール講演:2017年6月18日)

*労働組合運動とはなにか(生協労連記念講演:2015年10月31日)

*公務員労使関係を中心に日本の労働運動の歴史と現状を語る<Ⅰ~5>
(国公労連長時間インタビュー:2013年5月17日)




(3)海外旅行のアルバム

 私はこれまで、多くの国を訪れてたくさんの写真を撮りました。わけてもカトリック、 ギリシャ正教、イスラム、仏教、ヒンズーなどなんであれ偏愛する宗教文化遺産と、その地の魅力的な人びとの映像が多いです。まったくの素人写真ですが、「見て!見て!」という気持ち。そのごく一部を再現します。再現できるのはむろん一眼レフもデジカメを使い始めた2007年頃からです。

「旅のアルバム」
南イタリア・シチリア・マルタ旅行 (2019年10月)
トルコ12日間の旅 (2019年6~7月)
アイルランド (2018年7月)
中国への短い旅--北京、西安(2018年6月)
オランダ・ベルギー 花と美術の旅(2018年4月)
ロシア周遊10日間(2017年9月)
スイス一周(2017年7月)
コーカサス三国の旅(2017年5月)
イタリア北・中部の古都 ルネッサンスを尋ねて(2016年10月)
中国四川省の旅(2016年9~10月)
スリランカ (2016年2月)
イラン再訪 (2015年4月)
西フランス・ロマネスク (2014年10月)


(4)新編・2010年代の旅

ブルガリア/ルーマニアの旅 2010年5月~6月
旅のアルバム 2010年代特別編 シリア・ヨルダンの旅 2011年3月
旅のアルバム・2010年代特別編 ミャンマーの旅 2011年11月
旅のアルバム・2010年代特別編 2012年5月 フランス東南部の旅


(5)写真エッセイ

「フィルムカメラ時代」の映像・「第3世界」の人びと
ポーランド紀行


別掲 

私のプロフィール 略歴、趣味、好きな言葉
著書・共著一覧
*近著三冊の紹介 
 『私の労働研究』堀之内出版(2015)
 『過労死・過労自殺の現代史-働きすぎに斃れる人たち』岩波現代文庫(2018)
 『スクリーンに息づく愛しき人びと 社会のみかたを映画に教えられて』光文社(2022)