このホームページは、私のこれまでの労働研究、日々の生活体験、読書と文化の享受などにもとづく知見、感動、憤りなどを、さまざまのかたちで表現しています。まぁ個人編集の総合雑誌みたいなもの。もう引退期を迎えた私のささやかな「アーカイブス」でもあります。タイトル「夢もなく怖れもなく」は、ルネッサンス期イタリアのマントヴァ侯夫人、政治家であり文化人でもあったイザベッラ・デストが書斎の入り口にかかげていた言葉。なぜか今しっくりと私の心に届きます。HPの内容は、簡単なプロフィールのほか、次の4分野にわかれています。

(1)折々のエッセイ
 主として労働、社会、政治、生活の諸問題をめぐる評論、個人的な回顧、日常の雑感などを伝える硬軟さまざまの短文。稀に長編の小論文や講演記録もふくみます。

(2)「スクリーンに息づく愛しき人びと」
 2015年秋以来、国公労連の情報誌『KOKKO』(堀之内出版)に連載している映画評論の3ヵ月後の再録です。まず、最近に感銘を受けた作品について語る。次に、これとテーマや映画作家の共通する過去の作品をふりかえる。そんな叙述に溶かして、映画というもののもつ社会的、歴史的、思想的な意義、つまり今を生きる私たちになにをよびかけているかを述べてゆく。およそそんな執筆方針です。労働研究者の私が選ぶ作品はどちらかといえば「社会派」の作品が多いかもしれませんが、映画観賞は社会に関する知識涵養の「勉強」ではありません。なによりもそこに活写される人びとの悲しみや歓びへの共感という、映画の魔のような魅力を伝えたいと念じています。

(3)動画
 ごく最近増えてきたビデオ録画による講演・インタビューなど口頭発言の映像です。

(4)海外旅行のアルバム
 私はこれまで、多くの国を訪れてたくさんの写真を撮りました。わけてもカトリック、 リシャ正教、イスラム、仏教、ヒンズーなどなんであれ偏愛する宗教文化遺産と、その血の魅力的な人びとの映像が多いです。まったくの素人写真ですが、「見て!見て!」という気持ち。そのごく一部を再現します。再現できるのはむろん一眼レフもデジカメを使い始めた2007年頃からです。中東などが侵略・内戦の戦火にさらされるると、ああ、あの笑顔の人びとが、あの壮大で精緻な建築が・・・と深い悲しみにとらわれます。

以下、4分野別に、発表時点が新しい順番ですべての「目次」を示します。各分野の目次のトップが最新の更新です。ワンクリックでその内容が立ち上がります。

私のプロフィール           
略歴、趣味、好きな言葉
著書・共著一覧
近著ふたつの紹介 
 『私の労働研究』堀之内出版(2015)
 『過労死・過労自殺の現代史-働きすぎに斃れる人たち』岩波現代文庫(2018)

折々のエッセイ 

*告発される大阪医科歯科大学のアルバイト職員差別
*「外出自粛」期の読書ノートから(2020年6月)
*コロナ感染拡大と生活・事業の支援(2020年4月)
*読書ノートから、2020年冬(2020年2月)
*【市民塾<広場>in四日市】をふりかえって(2020年2月)
*「令和の御代」にも「不安定下層」のやりきれなさは続く(2020年1月)
*講演記録=過重労働とパワーハラスメント-自死に誘われる若者たち(2018年5月)
*関西電力課長の過労自殺をめぐって(2017年2月)
*「同一労働同一賃金」―その日本的なハードルを超えて(2016年5月)
*「社会的労働運動」としての関西地区生コン支部(2016年2月)
*去年今年:「ザッツ ニッポン!」それでもなお(2016年1月)
*2015年秋の市民運動、統制と自粛の季節へ 情勢論1(2015年11月)
*日常の界隈に働く強力な同調圧力 情勢論2(2015年11月)
*過労死・過労自殺の重層的要因と労働者の主体性(2015年9月)
*ポーランド紀行(I)~(4) 写真つき紀行文(2014年7月)

映画評論:スクリーンに息づく愛しき人びと

その26 兵士の帰還ーー
    『ディア・ハンター』/『我等の生涯の最良の年』/
    『ハート・ロッカー』(2020年8月)(2020年8月)
その25 『Fukushima50』の光と陰(2020年5月)
その24 格差社会を抉るふたつの秀作――
    『ジョーカー』/『家族を想うとき』(2020年2月)

その23:『長いお別れ』の不思議な明るさ(2019年11月)
その22:ふたつの「希望」――
    『僕たちは希望という名の列車に乗った』/
    『希望の 灯り』(2019年8月)
その21:企業告発における「外部」と「内部」――
    『空飛ぶタイヤ』/ 『七つの会議』(2019年5月)
その20:韓国80年代・民衆抵抗の息吹――
    『タクシー運転手 約束は海をえて』/
    『1987, ある闘いの眞実』(2019年2月)
その19:仮構の家族の絆と危うさ――
    私の『万引き家族』鑑賞(2018年11月)
その18:報道の自由とベトナム戦争――
    『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』/
     『ハーツ・アンド・マインズ』(2018年8月)
その17:2017年度洋画の収穫――
    『夜明けの祈り』ほか/
    『わたしは、ダニエルブレイク』cf.『リフ、ラフ』(2018年3月)
その16:「頑張れ!」の届く地点はどこに――
    『夜空はいつでも最高密度の青色だ』/
    『川の底からこんにちは』(2018年1月)
その15:アンジェイ・ワイダの遺したもの――
    『残像』/『カティンの森』(2017年11月)
その14:小林多喜二をめぐって 
    『母――小林多喜二の母の物語』/『組曲虐殺』(2017 年8月)
その13:サフラジェット賛歌――
    『未来を花束にして』(2017年6月)
その12:日本の女性の半生・淡彩と油彩――
    『この世界の片隅で』/『にっぽん昆虫記』(2017年4月)
その11:トランプ時代の『トランボ』鑑賞(2017年2月)
その10:かけがえのない出会いに賭ける――
    『怒り』/『悪人』(2016年12月)
その9:〈労働〉のリアルをみる憂鬱――
    『ティエリー・トグルドーの憂鬱』/『ナビゲーター』(2016年10月)
その8:『64 ロクヨン』の厚みと熱さ(2016年8月)
その7:『わたしを離さないで』──
     限られた生の証をいとおしむ(2016年6月)
その6:『母と暮らせば』のものたりなさ──
     山田洋次が見失ったもの(2016年4月)
その5:『明日へ』の『外泊』──
     韓国の非正規女性労働者(2016年2月)
その4:狂っているのはどちらか──
    『天空の蜂』/『生きものの記録』(2015年12月)
その3:引き裂かれた妻と夫の再会──
    『妻への家路』/『かくも長き不在』/『心の旅路』(2015年11月)
その2:日本1945年8月──
    『この国の空』/『日本のいちばん長い日』(2015年10月)
その1:階級連帯の内と外──
    『パレ-ドへようこそ』/『ブラス!』/
    『リトル・ダンサー』(2015年9月)

動画

*ミニ講演 なぜ若者は過労自殺するのか?
*権力はなぜ建設運輸連帯労組関生支部を弾圧するのか(講演:2019年5月10日)
*いま労働運動史を学ぶ意義(大阪労働学校アソシエ・シンポ:2017年8月26日)
*トランプ時代の『トランボ』観賞』(アジール講演:2017年6月18日)
*労働組合運動とはなにか(生協労連記念講演:2015年10月31日)
*公務員労使関係を中心に日本の労働運動の歴史と現状を語る<Ⅰ~5>(国公労連長時間インタビュー:2013年5月17日)

旅のアルバム

以下、旧「新・旅行のアルバム抄」
南イタリア・シチリア・マルタ旅行 (2019年10月)
トルコ12日間の旅 (2019年6~7月)
アイルランド (2018年7月)
中国への短い旅--北京、西安(2018年6月)
オランダ・ベルギー 花と美術の旅(2018年4月)
ロシア周遊10日間(2017年9月)
スイス一周(2017年7月)
コーカサス三国の旅(2017年5月)
イタリア北・中部の古都 ルネッサンスを尋ねて(2016年10月)
中国四川省の旅(2016年9~10月)
スリランカ (2016年2月)
イラン再訪 (2015年4月)
西フランス・ロマネスク (2014年10月)

以下、旧「旅行のアルバム抄」
台北(2013年1~3月)  
フランス東南部(2012年5~6月)
ミャンマー(1)仏教文化遺産など(2011年11月)
ミャンマー(2)人びと(2011年11月)
シリア・ヨルダン(1)イスラム文化遺産など(2011年3月)
シリア・ヨルダン(2)人びと(2011年3月)
ブルガリア・ルーマニア(2010年5~6月)