ブルガリア/ルーマニアの旅 2010年5月~6月

 東京のユーラシア旅行社の海外旅行の企画は、その国を経めぐるエリアが広く、観光が徹底的であることで知られる。ショッピングは原則としてない。まだ元気だった70歳の頃から、私たちの最大の趣味のひとつである海外旅行でもっぱら愛用したのはこの旅行社だ。その海外旅行のうち、2014年から最後の2019年までの写真は、HPの「新・旅のアルバム」欄に収められているが、それ以前のいずれもすてがたい4旅行は、Googleの写真アルバムサービス、Picasaの終了に伴い、閲覧不能となったので、このたび、別の方式で再現することにした。つれづれにながめていただければと願う次第である。

 最初の、ヨーロッパの田舎ともいうべきブルガリアとルーマニアの旅では、中世以来の歴史をもつバルカン半島の豊富なギリシャ正教の文化遺産を満喫することができた。美しく、エキゾティックなことこの上ない。とくにふつうノツアーでは訪れないウクライナ国境間近のブコヴィナ地方の五つの修道院の、大きな船のような姿を見たとき、ああこれが昔から見たかったものだと興奮した。
 以下、実に多くの観光ポイントを割愛またに割愛して残した写真の説明を試みたい。信仰をもたないのに宗教美術には魅せられる者の偏愛を苦笑されたい。

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